お久しぶりです。部長です
ついに世界選手権が始まりましたね
今日は現エクテン環境の直前のまとめをしていきたいと思います

まずここ1~2週間の変化について
環境は以前ビートダウンですが、ヴァラクートを筆頭とするコンボデッキが台頭してきております。
これはフェアリーの減少も背景にあり今まで影を潜めていたコンボデッキが一気に名乗りを上げているともいえます


では世界選手権直前のメタをおさらいしていきましょう
T1
フェアリー、トースト、ヴァラクート
T1.5
ジャンド(T1.25)、白単
T2
ドラン、赤単、緑白秘匿、蟹ドレッジ、親和エルフ


大体この辺りでしょうか。
最近はジャンドの台頭もあり、呪詛術師など風当たりも強くなっている印象を受けます。
ここ1~2週間の微妙なメタの変化で特に1~2マナ域のパーツがいくつか変わりました。
少しずつですが解説していくことにします



1.流刑への道、稲妻、終止などのインスタント除去
流刑以外をとるにせよ必須のインスタント除去。トーストが苦手とするミシュラを討ち取れる除去を入れましょう。

2.漸増爆弾
虹色の前兆を用いたデッキが増えつつあること、白単&エルフに劇的な効果があること、苦花の返しにも悪くないなど今やメタにあった必須パーツです

3.前兆の壁
いわずと知れた優良壁。ジャンド、ドラン、白単などに時間を稼ぐことができます。特にジャンドがトリナクスを採用していることが多いこともありほぼ必須パーツ。フェアリー&コンボには悲しくなるくらい弱いが、キャントリップでそこはカバー
エスパーチャームの対コンボへハンデス利用、各種エンチャント破壊呪文となっている現在では、壁兼キャントリップは非常に重要です。


4.ルーンの光輪
メインからヴァラクートに勝つにはこれを引けるかどうかにかかっているといっても過言ではありません。それ以外にも霧縛り、亜神、ヴェンデリオン、思考囲い、コスなどトーストが対処しにくいカードに耐性をつけることができます。




最低でもメインからこの辺りを採用していれば、大きく負け越すことは無いと思います・・・たぶん。


ではトースト対T1~2デッキのお話をしましょう


1.フェアリー
多少数は減っては来ているものの依然環境のトップメタ
トーストを筆頭として赤系を除くほとんどのデッキに有利なデッキであると考えます。
トーストが対策として取るべきカードは火山の流弾3枚以上、できれば鹿、最近では神聖の力線でしょうか。
対フェアリー戦で決して通してはいけないのはジェイス・ベレレンです。
コントロール戦では常にいえることですが、新旧共に絶対に通してはいけません。ジェイスが通る=ほぼ負けです。これを帳消しにすることができる稲妻、真髄の針の採用はアリですね。ただ相手は100%火山の流弾をケアしてくるので、ダメージで落とそうとするのは厳しいかもしれません。
後は相手のエンドにインスタントで動くように展開しましょう。エスパーチャームは極力ドローで使わずに、ハンデスor苦花破壊主体で。
特にハンデスはカウンター有無の確認にもなりますからね。

2.白単
白単には、1マナ域のクリーチャーを多めにとっているタイプと、それに加え雲山羊のレインジャーなど重めのスペルを多くとっているものがあります。
まず漸増爆弾は相手の動きを大きく制限でき、清浄の名誉、行列トークンをも破壊できるためほぼ必須です。
エスパーチャームもできれば清浄の名誉を破壊する動きに徹したほうがいいかもしれません。
審判、消耗は効きますが、返しのエルズペスだけは絶対に通さないようにしましょう。一気に場が逆転してしまいます。
返しのイーオス、雲山羊にも注意。特に名誉が張ってあるとかなり厳しいです。
トーストとしてはこれら重めのスペルがとってある白単に対してはあまり有利は取れませんので、慎重にプレイしましょう。

3.ヴァラクート
本当に厳しい相手です。こいつのためにメインでルーンの光輪を取っているといってもいいくらい。
とりあえずルーンでヴァラクートをとめて噴火死だけは避けましょう。
サイド後は光輪に追加の神聖の力線を最低3枚でタイタンはピンポイントでカウンターor除去。後はジェイスのトップ操作で完封もできます。
ほぼ必ずエンチャント破壊をサイドインしてくるので、どんどん張って絶対に被覆をはがされないように心がけるしかありません。

4.ジャンド
序盤はマナ漏出と前兆の壁頼み。漸増は相手のマナ域がばらばらなのでそれほど効果はありません。
3マナ域はトリナクスかボガートで対処が異なりますが、トリナクスの場合は除去せずに壁で塞き止め、ボガードの場合は血編みともども審判で流しましょう。
荒廃稲妻だけは要注意。一発で不利になる可能性があるので。ルーンの光輪指定は序盤のヒルもしくは荒廃稲妻にしましょう。
サイド後は神聖の力線は必須。相手がサイドインしてくる思考囲い&呪詛術師メインの荒廃稲妻から身を守る手段は絶対に欲しいです。鹿は審判で処理できればコントロールし切れます。
大渦の脈動は常に意識すべきカードのひとつです。極力力線等の重ね張りは避け、破壊され次第おかわりを出すというプランを心がけましょう。
ジャンドは続唱というアドバンテージ取得があるので特に慎重に。
その他特筆すべきは赤緑ミシュラですかね。こいつのために流刑は絶対に温存しましょう。

5.エルフ
序盤勝負。漸増必須、全除去必須。
メイン流弾の人はタイミングを見計らって一発打てればある程度コントロールできるでしょう。
タイタンやワームなどフィニッシャーにつながれば勝てます。

6.ドラン
お客さん。普通のトーストなら勝てます。メインに苦花とか重ハンデス型じゃない限り負けないんじゃないかなと思います。

7.赤単
コスだけはダメ絶対。なのでルーンの光輪で山を指定しましょう。
ドランの減少により歩く火力型が増えてますので、サイドに展開の粛清はあり。
ボーライや地獄火花の精霊などは流刑&命令タップなどで対処。
ライフだけには気をつけて10を切ったら要警戒すること。ゴブリンの先達は土地をもたらしてくれることもあるので、殴らせてから除去しましょう。

8.緑白秘匿
とにかく3体並ばせないように、極楽鳥、貴族の教主、水連のコブラはマスト除去です。
メインから流弾があれば多少楽ですが、なければ漸増を駆使し、審判などにつなぐしかありません。
くれぐれも召喚の罠にだけは注意してください。ゲームが終わります。
イオナが場に出たら神ジェイスが居ない限りまず勝てません。

9.蟹ドレッジ
復讐蔦、搾り取る悪魔などコントロールには厳しいクリーチャーが早いターンで出てきます。
サイドに墓地対策が取れればいいのですが、無いとだいぶ厳しいかと。
とにかくルーンの光輪は蔦指定で使いましょう。
審判&消耗の効果が薄いので苦戦は必死です。正直あたりたくない相手ですね・・・。
できればサイドにフェアリーの忌み者/Faerie Macabreはとりたいところ

10.トースト
終始ジェイスの張り合い守り合いになります。
後はタール坑がうまく機能したほうが勝ち。メインに呪文貫きが入っているほうが勝ち。
サイド後は神聖の力線やヴェンデリオン、エレンドラ谷の大魔道師、鹿など自分がやられて嫌なことをしてやりましょう 笑
サイドからジェイス追加するのもアリです。


こんな感じでどうでしょうか
僕のデッキも壁トーストから離れ、再び基本の形に戻り安定しました。
日曜はサイドイベントに出ようと考えているので、レシピの公開の機会はその後かな。
では会場でお会いしましょう!ぎゃざ部員総出で参加いたします。


MTG忘年会の予定ももそろそろ発表します!お楽しみに~

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